給湯器が壊れてしまい交換しなければならなくなるトラブルが多くなると言うのが、秋から冬にかけてとなります。冬になぜトラブルが多くなるかと言うと、お湯を使う量と頻度が高くなるため、給湯器が忙しくお湯を沸かし続けるからです。気温が寒くなり普段はシャワーを使うのだけど、寒いから湯船に浸かっておきたい。洗い物をするときに手が冷たくなるので、冬はお湯を使っている。お家の中が寒いので温水床暖房のスイッチを入れ始める。寒い時期はお湯が大活躍するので、春夏に比べると給湯器はたくさんお湯を作る事になります。また、外気温が寒いとお湯を作るための時間と火力が余計にかかります。そうすると、10年以上経ち壊れかかっている部分が完全に壊れてしまい、故障トラブルが発生します。または、寒い地域では給湯器の配管が凍結してしまうトラブルも多く、凍結によって水道配管が割れてしまったりすると交換が必要になります。寒冷地区向けの湯沸かし器を取り付けるか、石油給湯器が活躍するでしょう。
もし10年以上使っている給湯器があれば、冬前に点検や交換を行っておくことが重要です。寒い時期にお湯切れ・お湯が出なくなってしまうと、地域によってはすぐに対応してくれないことも有ります。また年末年始はお休みしている業者も多くなるでしょう。もし、床暖房に温水を流していたり、浴室乾燥に温水を利用していたり、給湯器と共に水道配管も交換しなくてはならない場合は、少なくとも即日に新しい給湯器に交換してくれるかはわかりません。万が一、冬場に給湯器が壊れてしまったら、年中無休で運営している給湯器や湯沸かし器の交換業者を探してみると良いでしょう。