今使っている給湯器はお湯はりが出来ないから、お湯はり機能や追い焚き機能付きの給湯器を買ってみよう!と簡単に考えていては失敗してしまいます。お湯はりの方法も、蛇口から出るタイプと、追い焚き配管から出るタイプがございます。もし現在、浴槽に追い焚き配管が無い場合は、追い焚き機能付きの給湯器を購入したところで別で配管工事や穴あけ工事が必要となり、また浴槽の交換もいる場合があります。また、機能は同じだしせっかくなので湯量の多い給湯器を買おうかなあ、という場合も注意が必要です。給湯器には20号・24号などお湯を作る給湯能力により号数がわけられています。号数が高ければ高いほどたくさんのお湯を使う事ができますが、16号から20号、20号から24号のように給湯能力を上げる際には別で工事が必要となるため、必ず取り付け業者に相談しましょう。
給湯器を選ぶときに知っておきたいことは、給湯器は主に「給湯器」「ふろ給湯器」「給湯暖房用熱源機」がありますので、今使用中の給湯器がどれに当てはまるかをチェックしてください。「給湯器」は余計な機能が無いシンプルなタイプで、お湯を作ることが出来るものです。小型瞬間湯沸かし器もこの中に入ります。高温水供給タイプの給湯器は、約80℃のお湯を足すことで追い炊き気分も味わう事ができます。「ふろ給湯器」は、浴槽に追い焚き配管がありますので、お湯を循環させることができ追い焚きが出来ます。「暖房用熱源機」は温水床暖房・浴室乾燥機などに対応できるハイグレードタイプです。その中から号数・設置場所によって機種がわけられていますので、チェックしてみてください。